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2011年8月22日

グローバル展開の拡大を目指し、生産能力を増強
体外診断用医薬品の海外生産拠点を拡充

臨床検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、グローバル展開の拡大にともなう生産能力の増強を目的として、2011年8月22日にフィリピン共和国に新工場を竣工いたしました。世界の体外診断用医薬品市場に向けて、さらなる製品の安定供給とスピーディな対応を可能とする体制づくりを行っていきます。

当社は従来、日本で体外診断用医薬品の生産・品質管理を行い、世界各国へ輸出を行ってきました。すでに 世界80ヶ国以上で販売した実績があり、今後さらにグローバル展開の拡大を目指しております。そのような中、製品のさらなる安定供給、海外顧客へのスピーディな対応を可能にすべく、このたび6拠点目の 工場をフィリピンに竣工いたしました。

新工場は、2011年9月中旬より稼動し、生産能力を現在の約2倍に増強いたします。今後、アジア・中近東はもちろん、欧州、米国を含め世界各国へ供給できる体制を整えていきます。建設地は、将来的に拡張可能なエリアを確保しており、世界の需要に対応すべく段階的な拡張を行っていきます。

アークレイは、これからも市場の幅広いニーズに対応できる商品の研究開発を行い、高品質な商品をよりスピーディに供給できる生産体制を構築していきます。


フィリピンの生産拠点 ARKRAY Industry, Inc.

新工場の概要

商号
ARKRAYアークレイ Industry,インダストリー Inc.インク
所在地
フィリピン共和国バタンガス州セントトーマス
竣工年月
2011年8月22日
敷地面積
約2万㎡
生産品目
尿検査試薬より生産開始。随時、生産品目を追加。

フィリピン共和国バタンガス州セントトーマスは、首都マニラから約50km南に下ったところに位置します。空港や港まで車で約50分と比較的近く、日本企業が多く生産拠点を構えるなど工業団地として発展しています。