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2012年10月30日

グローバル展開の拡大を目指し、販売網を強化
インドネシアに東南アジア初の営業拠点設立

検体検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイ株式会社(本社:京都市中京区)は、このたびインドネシア共和国・ジャカルタ市に、東南アジアにおけるアークレイグループ初の販売拠点「PT. ARKRAY」(ピーティー アークレイ)を設立し、11月6日より事業を開始いたします。
インドネシアを拠点に東アジア、東南アジア市場に向け、エリア毎のニーズに対応した商品展開の強化を行い、グローバル展開を加速いたします。

設立の背景

アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、このたびインドネシア共和国に「PT. ARKRAY」を設立し、2012年11月6日より事業を開始いたします。

アークレイは、これまで10ヶ国に拠点を配置し、80ヶ国以上に製品を販売してまいりました。なかでもアジアでは、中国・韓国・インドに販売拠点を設け、積極的な事業展開を図っています。
今後、グローバル市場への展開を加速させる中で、成長著しい東南アジア地域の販売強化に向け、このたびインドネシアに新たな拠点を設立し、事業基盤を構築いたします。

インドネシアは、2011年度のGDP成長率が6.5%と堅調な成長を続けており、BRICSに続く新興勢力として注目されています。また、人口も約2億4千万人とASEAN諸国の中で最大です。
体外診断用医薬品の市場規模は、約79億円1)と、同諸国の中で最も高い成長率を誇り、今後の経済成長に伴い、さらに市場規模は拡大すると予想されています。
また、糖尿病患者数は世界第6位の729万人で、2030年には1,180万人に増加すると推計されています2)

アークレイは、拡大するインドネシアの当該市場でのシェア獲得に向け、糖尿病関連検査をはじめ、一般検査、生化学検査システムなどの販売網の構築ならびに顧客へのサービス強化に注力いたします。

1)Frost & Sullivan 調べ(2011年度)
2)International Diabetes Federation 調べ(2011年度)

新会社の概要

社名 PT. ARKRAY
所在地 Mega Plaza, 12th Floor, Jl. HR. Rasuna Said Kav. C-3, Jakarta 12920, INDONESIA
事業開始 2012年11月6日
事業内容 検体検査機器、体外診断用医薬品の販売およびカスタマーサービス業務