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2015年5月19日

再生医療支援機器の研究開発を推進
~京都大学内国際科学イノベーション棟にサテライトラボを開設~

アークレイ株式会社は、京都大学本部構内に建設されたCOI(センター・オブ・イノベーション)プログラム※1の新しい活動拠点「国際科学イノベーション棟」に新たにサテライトラボを設置します。 再生医療研究の中心的研究機関である京都大学内に研究室を構えることで、再生医療支援機器のさらなる研究開発を推進します。

アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、COIの新しい活動拠点「国際科学イノベーション棟」に サテライトラボを新設します。「国際科学イノベーション棟」は、COI参画企業がアンダーワンルーフのもとで研究開発を行うことを目的に、京都大学本部構内の約1万2千㎡の土地に建設され、2015年3月に完成しました。5月25日(月)には、開所式が行われます。

アークレイは、再生医療研究の推進を目的に、2013年文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム「COI STREAM」の採択を受けてスタートしたCOIに参画しています。COIでは、「活力ある生涯のためのLast 5Xイノベーション拠点※2」のグループ4「先端医療」のリーダーを務め、先端医療実現のための医療技術の先鋭化と幅広い利用に向けた低コスト化を目指し、再生医療支援機器の研究開発に取り組んでいます。

2014年10月には、COIの支援を受け、iPS細胞を1個から培養可能な超小型培養装置の開発に成功しました。

アークレイは今後も再生医療をより多くの診断・治療の現場でお役立ていただけるようなシステムの開発を通じ、先端医療に貢献します。

新研究室の概要

所  在  地 京都市左京区吉田本町36-1 京都大学 国際科学イノベーション棟内
活動開始予定 2015年6月

※1 京都大学を中核機関に40社以上の企業が参画した産官学連携の開発拠点

※2 人が生涯にわたって尊厳を持ち、社会の一員として充実感を得ながら挑戦できる「しなやかでほっこりした」社会の 実現のため、コードレスな電力伝送と高度ICT技術が支える安心生活センサーネットワーク、予防・先制医療、先端 医療の領域において、大学と企業が専門分野と業種を超えて垂直・水平連携した研究開発を行うプロジェクト