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2019年5月22日

医療現場のニーズに応え、新たな価値創造に挑戦します
医療機器・試薬の新ブランド「The Lab」をスタート

アークレイ株式会社は「医療従事者・患者さまに、独自の技術・アイデアで新たな価値を提供する」をコンセプトに、医療機器・試薬の新ブランド「The Lab(ザ・ラボ)」を立ち上げます。「より正確なデータを、より迅速に、より簡便に使いやすく」といった医療現場のニーズに応える製品を開発し、検査領域を越えて今後シリーズ化していきます。

アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、このたび医療機器・試薬の新ブランド「The Lab」を立ち上げます。
アークレイは長年糖尿病、尿検査を中心に、生化学※1、ヘルスケア、動物医療など幅広い領域に向けて製品を開発・製造し、現在世界80ヵ国以上でお使いいただいています。これまで糖尿病患者さまが使用する血糖自己測定器(グルコカードシリーズ)や糖尿病の検査項目ヘモグロビンA1c※2の測定装置(アダムスシリーズ)など、独自の技術やアイデアで数々の世界初製品を送り出しシリーズ化してきました。

The Lab」は、「医療従事者・患者さまに、独自の技術・アイデアで新たな価値を提供する」をコンセプトに誕生する医療機器・試薬の新ブランドです。アークレイがこれまで培った独自の技術やアイデアを結集し、「より正確なデータを、より迅速に、より簡便に使いやすく」といった医療現場のニーズに応える製品を開発し、検査領域を越えて今後シリーズ化していきます。これにより、診療の迅速化や効率化、患者さまの負担軽減へのさらなる貢献を目指します。まずは、2019年内に国内市場に向けて新規技術を採用した糖尿病検査システムを、海外市場に向けてポータブル仕様の生化学検査システムの発売を予定しています。

現在世界の臨床検査市場は年平均2.4%で成長し、2020年には7兆8,167億円※3になると予想されています。
アークレイはこれからも新製品・サービスの開発に取り組み、国内・海外市場でプレゼンスの向上とシェア拡大を図っていきます。

ブランド名称

The Lab(ザ・ラボ)

ブランドコンセプト

独自の技術・アイデアで医療従事者・患者さまに新たな価値を提供する
~アークレイはこれからも医療現場のニーズに応え、新たな価値創造に挑戦します~

ブランドロゴ

the_lab_lpgp.png

The Labのロゴは、アークレイのシンボルマークと同じく、原研哉氏(次頁参照)がデザインを担当し、アークレイの変わらぬ信頼性と、挑戦していく姿勢をイメージしています。

アークレイは、2019年5月23日(木)~25日(土)まで仙台国際センター 他で開催される「第62回日本糖尿病学会年次学術集会」附設の弊社展示ブース(仙台国際センター 展示棟 展示室)にて、新ブランドのスタートを訴求します。

参考資料

原研哉プロフィール
経歴:
1958年生まれ。デザイナー。日本デザインセンター社長。武蔵野美術大学教授。
デザインを社会に蓄えられた普遍的な知恵ととらえ、コミュニケーションを基軸とした多様なデザイン計画の立案と実践を行っている。無印良品アートディレクション、代官山蔦屋書店VI、GINZA SIX VI、展覧会「HOUSE VISION」など活動の領域は多岐。著書『デザインのデザイン』『白』『日本のデザイン』は多言語に翻訳されている。

主な仕事:
1998年長野オリンピック開会式・閉会式プログラム
2000年愛知万博公式ポスター。『RE DESIGN』展。森ビルVI計画
2002年より無印良品アートディレクション
2015年より外務省「JAPAN HOUSE」総合プロデューサー
2016 年『新先史時代│百の動詞』展をミラノトリエンナーレで開催
2017年パリの複合音楽施設「LA SAINE MUSICALE」VI/サイン計画。GINZA SIX VI計画

語句解説

※1 血液や尿の中に含まれるタンパク質、糖、電解質、酵素などの成分を測定する検査です。身体に異常がある場合には、これらの成分が通常の範囲を超えて増加・減少するため、病気の診断・治療において重要な検査に位置づけられています。

※2 過去1~2ヵ月の平均血糖値を反映するマーカー。赤血球中のヘモグロビンとブドウ糖が結びついて生成されます。

※3 株式会社富士経済 「2016年 World Wide 臨床検査市場」