アークレイ株式会社

グルコカード プラスケア


グルコカード プラスケア

ISO15197:2013適合

グルコカード プラスケア

簡単に使える、やさしさにこだわった最新モデル

グルコカード プラスケア使い方動画

グルコカード プラスケア_取扱説明書

グルコカード プラスケア_測定器添付文書
 2017/03/01更新

グルコカード プラスケア_センサー添付文書
 2020/05/01更新

※更新のタイミングによっては、最新のデータと異なる可能性があります。
最新のものはPMDAサイトをご確認ください。

使用上の注意

グルコカード プラスケアを正しく、安全にお使いいただくために守っていただきたいことを以下に示します。

実際の血糖値より高値を示すことがあるので、以下の患者さんには使用しないでください。
〔その偽高値に基づいてインスリン等の血糖降下剤を投与することにより、昏睡等の重篤な低血糖症状があらわれるおそれがあります。〕
  ・キシロース吸収試験を実施中の患者さん
  ・プラリドキシムヨウ化メチルを投与中の患者さん
グルコカード プラスケアは、原則として患者さん自身が自宅などで血糖を測定する場合に使用してください。


血糖値を測定したあとのGセンサーには血液が付着しています。病原微生物などの感染を防ぐために、他の人に触れないように廃棄してください。


Gセンサー、採血針、電池は、乳幼児の手の届かないところに保管してください。万一飲みこんだときは、すぐに医師に相談してください。

感染の危険がありますので、一度使った採血針は必ず廃棄してください(詳しくは採血針の添付文書をお読みください)。

使用済みの採血針には血液が付着しています。病原微生物などの感染を防ぐために、他の人に触れないように廃棄してください(詳しくは採血針の添付文書をお読みください)。


前腕用採血器具をご使用いただくことで、前腕からの採血による測定ができますが、右のようなときには、指先から採血をしてください。

  • ●運動のあとなど、血糖値が急激に変化する可能性のあるとき
  • ●発汗/冷や汗、浮揚感、震えなど低血糖の症状があるとき
  • ●血糖低下状態で、すぐに低血糖かどうか知る必要があるとき
  • ●かぜをひいたときなど、体調のすぐれないとき

重要: 急激な血糖の変動が認められるとき、「前腕の血糖変動は指先よりも遅れることがある」という報告があります。


感染の危険性がありますので、採血部位の消毒を必ず行ってください。また、採血後は必要に応じてばんそうこうなどで止血および保護してください。傷口が治りにくいときは、こまめに消毒してください。


使用済みの電池を加熱したり、火に投げ入れたりしないでください。破裂してけがを負うおそれがあります。使用済みの電池は、お住まいの自治体の指示に従って廃棄してください。

グルコカード プラスケアとGセンサーを収納ケースから取り出し、温度10~40℃、湿度20~80%の環境に20~30分以上なじませてから測定をしてください。
グルコカード プラスケアを移動した場合は、温度差が大きいほどなじむまでの時間が必要です。なじんでいない場合、温度補正が正常に行われないため正しい測定結果が得られません。また、温度変化の激しいところや湿度の高いところでは、グルコカード プラスケアの内部に水滴が発生して正しい測定結果が得られません。グルコカード プラスケアは、0~45℃の環境で保管してください。また、寒い季節で測定温度範囲外マークが表示されている場合、グルコカード プラスケアだけを暖房機や手で直接暖めて測定しないでください。


センサー挿入口の近くを持たないでください。このあたりには、測定誤差を小さくするための温度センサーが内蔵されています。手のぬくもりの影響で、正しい測定結果が得られません。


センサー挿入口に、血液や水分、ほこりなどを入れないでください。正しい測定結果が得られなかったり、作動しなくなる原因になります。
グルコカード プラスケアが汚れたときは、水で湿らせたやわらかい布をかたく絞ってふいてください。消毒液などを付けて強くふくと、表示部に傷がつくおそれがあります。


水の中に落としたり、内部に水分が流入したグルコカード プラスケアは、たとえ乾燥させたあとでも使用しないでください。正しい測定結果が得られなかったり、グルコカード プラスケアが誤動作することがあります。


テレビ、電子レンジ、低(高)周波治療器などの電磁波を発生する電子機器の近くでは、正しい測定結果が得られないことがあります。電子機器の電源を切るか、または電子機器から1m以上離して測定してください。


グルコカード プラスケアのスピーカーにクレジットカードなどの磁気の影響を受けるものを近付けないでください。 近づけたカードが正しく使用できなくなることがあります。

航空機内への持ち込みは、航空会社の指示に従ってください。本機からの電磁波などが計器類に影響を与えるおそれがあります。


測定には、必ずGセンサーをご使用ください。他のセンサーでは測定できません。また、センサー挿入口に他のセンサーを無理やり差し込まないでください。故障の原因となります。


Gセンサーを手で持ったままにしないでください。濡れたり汚れたりした手で持たないでください。正しい測定結果が得られません。


一度、血液を吸引させたGセンサーは使用しないでください。正しい測定結果が得られません。


使用期限の過ぎたGセンサーは使用しないでくださ
い。正しい測定結果が得られません。


Gセンサーがボトル包装の場合、ボトルを開封したら、日付をラベルの開封日記入欄に書き込んでください。また、開封してから3ヶ月を経過したボトルのGセンサーは使用しないでください。正しい測定結果が得られません。


ボトルまたはアルミパックから取り出したGセンサーは放置したり、別容器に小分け保存したりしないでください。正しい測定結果が得られません。


ボトル包装の場合、ボトルからGセンサーを取り出したら、すぐにボトルのふたを閉めてください。ふたが開いたまま保存されていたGセンサーを使用すると、正しい測定結果が得られないことがあります。
ふたが開いていた場合は、新しいボトルのGセンサーで測定してください。


Gセンサーは、温度1~30℃の環境で保管してください。それ以外の環境で保管していたGセンサーでは、正しい測定結果が得られません。特に、夏場の自動車の車内は60℃近くになります。車内にGセンサー を放置しないでください。


電池は正しい向きに入れてください。作動しないだけでなく、時刻の設定がリセットされることがあり ます。