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2019年2月20日

株式会社エイアンドティーのグルコース分析装置を販売

自社装置と接続し、糖尿病検査の多様なニーズに貢献

アークレイ株式会社(本社:京都市上京区、代表取締役 執行役員社長:松田 猛 以下、アークレイ)は、株式会社エイアンドティー(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:三坂 成隆 以下、エイアンドティー)のグルコース分析装置 「GA09Ⅱ」の販売を2019年2月21日(木)より開始します。アークレイのグリコヘモグロビン分析装置「アダムスA1c HA-8190V」と接続する検体搬送システムの開発も完了し、 今後医療機関に向けて両社の製品を提案し、糖尿病検査の多様なニーズに貢献していきます。

このたびアークレイが販売を開始するエイアンドティーの「GA09Ⅱ」は、2017年の発売以降国内外の幅広い医療機関で使用されています。また、アークレイの「HA-8190V」も2017年の発売以降、高精度・高速測定(1検体あたり24秒)と変異ヘモグロビンの分離(検出)機能を標準装備し、グルコース分析装置「アダムス グルコース GA-1172」とともに多くの医療機関で採用いただいています。
今回開発した検体搬送システムを使用することで、両社装置をつないだグルコース(血糖)とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の連続測定が可能となり、今後は医療機関のニーズに応じて「GA09Ⅱ」との運用を提案し、顧客満足度のさらなる向上につなげていきます。

アークレイは臨床検査事業の拡大に向けて、昨年9月にエイアンドティーと業務提携契約を締結し、開発・販売業務での協業について具体的検討を重ねてきました。このたびの「GA09Ⅱ」の販売ならびに「HA-8190V」との接続システムの開発・販売が協業の第1弾となり、今後エイアンドティーとの連携を一層強化し、医療機関に対し付加価値の高い製品・サービスを提供していく考えです。
アークレイは今後も医療機関のニーズに応じた製品や運用を提案することで、糖尿病医療現場での診断・治療に貢献していきます。

※過去1~2ヵ月間の平均血糖値を反映するマーカー。グルコース(血糖値)とともに糖尿病の診断基準として用いられます

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製品概要

名称 全自動糖分析装置 GA09Ⅱ
発売日 2019年2月21日(木)
仕様
   測定検体 血清、血漿、尿、全血(静脈血)
   測定原理 GOD固定化酵素酸素電極
   処理能力 最大160検体 / 時
   測定範囲 6~900 mg / dL ノーマルレンジ
30~5,000mg / dL ハイレンジ
6~500 mg / dL 全血測定
   検体必要量 サンプルカップ: 70 μL 以上
採血管: 1mL 以上
   検体架設数 最大200検体
   寸法 550(幅)×601(奥行)×483(高さ)mm
   重量 約55kg
販売価格 希望納入価格6,500,000円(税別)
(別売)HA‐8190VとGA09Ⅱの接続システム:希望納入価格550,000円(税別)
届出番号 14B3X000010000KN
分類 クラスⅠ(一般医療機器)/ 特定保守管理医療機器

この製品は「株式会社エイアンドティー」と「アークレイマーケティング株式会社」が併売します(接続システムはアーク レイマーケティング株式会社のみが販売)。「アークレイマーケティング株式会社」はアークレイの日本国内の販売統括会社です。