
蛍光寿命が長く、検出しやすい蛍光波長を持つユーロピウム(Eu)を標識物質として利用したTRF法を採用しています。Euの特徴を利用し、判定を阻害するノイズ光が消光し、Eu蛍光のみとなった環境下で判定を行うことで、高感度測定を実現しています。また、反応工程に感度増幅処理を必要としないため、早期判定からの高感度測定が可能です。
ランダムアクセス可能な測定ポートを3つ搭載し、複数の検体を同時に並列処理可能です。測定ポートには検査状況に応じて変色するLEDランプを採用し、常時機器のそばに居なくても検査状況を把握できます。
早期判定機能を搭載
最短1.5分からの早期判定機能を有し、1.5~6分の間で陽性反応を検出した際には最終判定(10分)の前に早期判定結果を印字します。
試薬カートリッジに記入した文字(名前など)を読み取り、結果と一緒に印字する名前印字機能など、充実の検体管理機能で検体取り違えリスクの少ない検査環境を提供します。
各項目のコントロールスワブを取り揃えています。(別売品)
院内感染リスクの低減に役立つ検体輸送チューブ(別売品)
測定対象 | インフルエンザウイルス抗原A型/B型(鼻腔ぬぐい液、鼻腔吸引液)、 RSウイルス抗原(鼻腔ぬぐい液・鼻腔吸引液)、A群β溶血連鎖球菌抗原(咽頭ぬぐい液) |
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測定項目 | インフルエンザウイルス抗原A型/B型、RSウイルス抗原、 A群β溶血連鎖球菌抗原(その他項目は随時追加予定) |
測定原理 | 蛍光イムノクロマトグラフィー法 |
測定時間 | インフルエンザウイルス抗原A型/B型、RSウイルス抗原(10分/ 1検体) ※1.5分、2.5分、4分、6分で早期判定 A群β溶血連鎖球菌抗原(5分/検体) |
外形寸法 | 290(W)×210(D)×200(H)mm |
重量 | 2.2kg |
届出番号 | 25B1X00001000048 |
分類 | クラスⅠ(一般医療機器)/特定保守管理医療機器 |
WG170929-01G-B 2021年11月更新