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Business Field

アークレイの事業と医療機器業界

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ARKRAY &
the medical industry

常に新しい価値をお客さまへ提供する
アークレイの挑戦はこれからも続きます。

1960年代から生活習慣病患者数が増加傾向にあり、全国で広がりを見せはじめていた臨床検査。アークレイは、困難なことであっても「挑戦する」という創業者の精神を基盤に、臨床検査の道を歩んできました。そして、“臨床検査に必要とされる検体検査機器と試薬ならびに診断支援ツールをトータルに開発・製造・販売する”という希少な事業スタイルを築き、人々の健康に貢献してきました。

医療の発展にともない、私たちに求められる技術の多様化が進み、新しい価値の創造が必要とされています。既存の技術を活かして新たな製品を創るほか、世の中にない画期的な技術や製品を生み出すなど、アークレイの挑戦はますます多彩な広がりを見せています。

臨床検査とは

ひとえに医療における検査といっても、さまざまな種類があります。なかでも臨床検査は、患者さまから採取した血液や尿などの検体で行う「検体検査」と、患者さまの体に直接触れて行う「生体検査」があり、アークレイの製品や技術は「検体検査」で活躍しています。

検体検査をする目的は、健康診断などによる病気の予防や、予後の経過観察など多岐にわたります。単に病気の有無を調べるだけでなく、重症度・進行度や合併症の有無などを定量的に調べることができます。そのため、健康管理や治療方針の決定、治療効果の判定など幅広いシーンで使われています。

市場の動向と展望

超高齢社会を迎えた日本では、世界最先端の医療技術・サービスによる先進的な健康長寿社会の形成や、生活習慣病の早期発見といった予防医療に関する施策も推進されており、臨床検査は医療市場の成長の一端を担う存在になっています。

一方、世界に目を向ければ、健康志向の高まりや新興国における医療需要の拡大などによって、医療関連の市場は堅調に成長し続けており、今後さらに世界の医療への貢献度も飛躍的に高まっていくことが期待されています。

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ARKRAY's
business development

診断、治療、予防、健康維持。
健康科学というフィールドで
アークレイの製品や技術が活躍しています。

アークレイは、血液や尿などの検査に用いる「医療用分析装置」や「体外診断用医薬品」で、医療への貢献を重ねてきました。その製品の活躍の場は、大病院、検査センターから、クリニック、動物病院、家庭など幅広く、医師や臨床検査技師などの医療従事者、そして糖尿病患者さまにご使用いただいています。

近年は、歯科医療や美容・アンチエイジングなどヘルスケア領域へも事業を拡大。「新しい科学技術への挑戦を通じて、世界中の人々の健康な生活に貢献する」という理念を大切にし、より多くの領域において、価値あるものを届けていきます。

5つの事業分野

糖尿病検査分野

今では糖尿病の診断と治療に欠かせない“ヘモグロビンA1c”の検査。当社は世界で初めて全自動ヘモグロビンA1c測定装置を開発して以来、パイオニアとして臨床的意義の啓蒙活動を展開し、検査の普及を促進しています。最近では、糖尿病患者さまの長期治療に関わる医療スタッフを支える電子カルテの開発でも糖尿病診療の「質」と「効率化」の向上に貢献しています。

尿検査分野

世界で初めて尿試験紙を用いた自動分析システムを開発。手作業による目視判定から装置による自動化を実現することで、測定結果の正確性や作業効率の向上に大きく貢献しています。また、施設規模などのニーズに合わせて検査が提供できるよう、一度に大量の尿検体が処理できる大型検査システムから乾電池駆動で持ち運びができる小型装置まで多種多様な製品を揃えています。

遺伝子検査分野

薬剤代謝に関係する遺伝子の塩基配列やがんなどの遺伝子変異を全自動解析する卓上サイズの装置を開発。遺伝子解析により個々人の体質に合った投薬や治療が可能になるテーラーメイド医療を実現しました。高度な操作技術がなくても装置に血液などの検体をセットするだけで、前処理・遺伝子の増幅・検出・遺伝子型の判定を迅速かつ簡単に検査を実施することができます。

ポイントオブケア分野

おもにクリニックなどの病院内で実施される即時検査システムを提供する分野。生化学や免疫など多岐にわたる検査が実施できます。インフルエンザ検査のようにすぐに結果が分かるため、検査結果をもとに速やかに治療を開始でき、患者さまへの貢献度も高いことも特徴。水を使わない独自の“ドライケミストリー技術”を用いており、場所を選ばず簡単に使用できます。

血糖自己測定分野

糖尿病治療において、患者さまは血糖自己測定による日々の血糖コントロールを欠かすことができません。当社はその血糖自己測定器を世界で初めて開発しました。患者さまご自身が使用されるため、測定精度の向上はもちろんのこと、安全性の確保や測定に必要な採血量の少なさと測定時間の短さを常に追求し続け、患者さまのQOL(クオリティオブライフ)向上をサポートします。