最新号:AID Vol.45

アークレイでは医療関係者向けの糖尿病に関する情報誌「AID(ARKRAY Information for Diabetes Educator)」を発行しています。AIDという言葉には「補佐」「助手」という意味もあり、糖尿病医療に関わる方をサポートするような情報誌でありたいという願いを込めました。

最新号:AID Vol.45

最新号:AID Vol.45をご紹介いたします。本誌にご興味がある方は、お問い合わせよりご連絡下さい。

CONTENTS

巻頭言 はじめに

近畿大学医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科 主任教授
前田 法一 先生

近年の糖尿病治療における薬剤や医療機器の進歩は目覚ましく、患者さんの個別化治療も可能になってきている。
合併症の発症と進展の予防・管理にはスクリーニング検査と、多くの診療科との連携が欠かせない。
糖尿病治療の向上に貢献できることを期待して、本誌では「糖尿病網膜症治療の課題と展望」「血糖マネジメントの現状と展望」をテーマに情報提供していただく。

特集1 糖尿病網膜症治療の課題と展望
『糖尿病網膜症の予防と早期発見の重要性 -AIによる網膜症診断への期待-』

大阪大学大学院医学系研究科 社会医学講座・公衆衛生学 教授
大阪大学医学部附属病院 AI医療センター 副センター長
川崎 良 先生

糖尿病網膜症の管理目標である「視機能維持」のために、定期的な眼科受診が推奨されているものの、糖尿病のある方の受診率は高くない。AI画像解析ソフトなどは、その課題解決の一助となる。
本誌では、糖尿病網膜症の早期診断・治療の意義、スクリーニング体制構築における課題、そしてAI技術の活用効果について解説していただく。

特集2 血糖マネジメントの現状と展望
『血糖データ ―糖尿病診療の礎、そして、未来を創る羅針盤』

帝京大学医学部 内科学講座 内分泌代謝・糖尿病内科 講師
山崎 広貴 先生

血糖値を把握する方法はさまざまある。SMBGとCGM、それぞれに長所・短所があるが患者ごとにその特性を考慮し、どのような血糖測定を行うか考える必要がある。
本誌では、SMBGを活用しながら血糖マネジメントを行った症例を交えながら、SMBGとCGMの違い、血糖測定の意義、臨床医が感じるSMBGの利点、適切な血糖管理に向けた血糖値の見方などを解説していただく。

活動報告
『チーム医療の質の向上を目指す研究会「とんてきの会」』

四日市糖尿病クリニック 糖尿病看護認定看護師
関根 智子 先生

「本当のチーム医療とは何か?」、これが2013年に発足した研究会のきっかけであった。糖尿病のある方に継続的な治療支援を行うためには、連携が必要である。
本誌では、研究会の設立の経緯、長期にわたる継続開催の課題や工夫について、具体例を示しながら解説していただく。

本誌のより詳細な内容をご覧になりたい方は、弊社営業員へご連絡いただくかお問い合わせフォームより資料請求をいただきますようお願い申し上げます。