全自動尿分析装置
オーションマックス AX-4061

Solution to Your Needs
使いやすさを、一歩先へ

・微量検体や採尿カップからの直接測定にも対応

・「微量検体モード」が搭載されており、これを使用することで必要検体量1mLでの測定が可能です。「通常検体モード」と「微量検体モード」はアイテムラックを設定することで自動切替え可能です

※装置上でラックの設定が必要です。

・新たに「カップスタットモード」を搭載しました。
これにより採尿カップから直接測定をすることが可能になります。夜間検査や緊急時など採尿スピッツへの分注が不要な場合に効率的に測定することができます。

AX-4061_01_カップスタットモード

・2つの試験紙フィーダを内蔵
最大200枚の試験紙が入るフィーダを2個内蔵(最大400枚収納可能)。それぞれのフィーダに異なる種類の試験紙をセットすることで、双方向通信時には測定のオーダー毎に試験紙の使い分けをすることが可能です。オーダーで指示ができない場合でも「アイテムラック」をご使用いただき、測定に使用する試験紙を使い分けることが可能です。ルーチン検査は11項目測定で、健診検体は「健診ラック」を設定して5項目で、など様々なご要望にお応えします。また、試験紙は測定中に随時追加することもでき、測定中の試験紙切れを予防できます。

AX-4061_試験紙フィーダ

・随時尿でも腎疾患を早期に発見
これまでの随時尿を使用した尿検査では尿蛋白質測定で正しい結果が得られない可能性がありました。尿試験紙にもクレアチニンを搭載することで、クレアチニン補正により随時尿でも精度の高い腎疾患のスクリーニングが可能になりました。さらに微量アルブミンも定性検査でスクリーニングすることで自覚症状がないとされる初期の腎疾患の発見への成果が期待できます。

・さらに正確なデータを提供する豊富な機能

・検体攪拌機能
ご要望に応じて検体攪拌機能を設定することができます。検体攪拌は吸引・吐出機構を採用しています。これにより検体の沈降影響をより緩和した測定が可能となります。

・異常発色検知機能
Bil、Uro、Ketの3項目において薬剤投与等による試験紙の異常発色を自動検知し、測定結果に「!」を印字してお知らせします。

・自動追加洗浄機能
肉眼的血尿のような高濃度ヘモグロビン検体を測定した後は、自動でノズル洗浄を強化し、キャリーオーバーを防止します。

製品仕様

測定項目 Glu、Pro、Bld、Bil、Uro、pH、Ket、Nit、Leu、Cre、Alb、S.G、色調、濁度(装置)、(演算項目Pro/Cre比、Alb/Cre比)
測定対象 尿
処理速度 最大225検体/時間
外形寸法 530 (W) × 530 (D) × 550 (H) mm
重量 約45 kg(本体及びサンプラーユニット)
届出番号 25B1X00001000056
添付文書

専用試薬

AX-4061_03_専用試験紙一覧表

■添付文書

※AX-4061では、オーションスティックス 10PAが使用可能です

WG170825-02D-A 2022年6月更新