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がんなどの臨床研究をサポート
遺伝子検査製品のラインアップを拡充

アークレイ株式会社（以下、アークレイ）は、自動核酸抽出機「Maxwell」と専用試薬シリーズの販売について、プロメガ社と販売協力契約を締結し、2013年に「Maxwell 16」を、2015年にはその後継機「「Maxwell RSC」の販売を開始しました。このたび販売を開始する「Maxwell RSC ccfDNA Plasma Kit」は、Maxwell RSCを用いて、ヒト血漿サンプルより循環セルフリーDNA （ccfDNA)を効率的に自動精製するための試薬カートリッジを含むキットです。
循環セルフリーDNA （以下、ccfDNA）とは、細胞死等に伴い血中に放出されるDNA断片です。近年、血漿中に放出されたがん細胞由来のccfDNAが、低侵襲のがんバイオマーカーとして注目されています。がん、自己免疫疾患を含む幅広い臨床研究のほか、臨床応用を目指したがん細胞の薬剤耐性遺伝子変異のモニタリング等への活用が期待されています。

アークレイは、「遺伝子検査をもっと身近に」をコンセプトに、遺伝子解析装置「i-densy IS-5320」や遺伝子解析補助システム「MEQNET iDia」^※など、院内での遺伝子関連検査をトータルにサポートする製品を揃えています。「Maxwell　RSC」と専用試薬による核酸抽出から「i-densy IS-5320」による増幅・検出、そして「MEQNETiDia」での結果解析・報告書作成まで、遺伝子関連検査における作業工程の簡便化・省力化を実現します。
アークレイは、今後も遺伝子関連検査の製品ラインアップ拡充やトータルサポートにより、検査のさらなる普及や個別化医療の推進に貢献します。

※ 検査情報の一元管理や解析結果判定のサポート、検査報告書の自動作成など、遺伝子関連検査の煩雑な作業を補助するシステム

【主な特長】

○簡便にccfDNAを精製
血漿1mLまでは前処理不要。カートリッジに入れるだけで、血漿サンプルからのccfDNA精製が可能

○高精度で精製が可能
170bp程度の短いDNA断片を効率良くかつ高純度に精製可能

○4mLまでの血漿にも対応
Largeタイプでは最大4mLまでの血漿を使用し、高収量、高濃度の核酸精製が可能

「Maxwell RSC ccfDNA Plasma Kit」

（左）核酸定量装置「Quantus Fluorometer」
（上）オペレーションPC（タブレット端末）
（下）パーソナル自動核酸抽出機「Maxwell RSC」

参考資料

アークレイ遺伝子検査製品ラインアップ

遺伝子解析装置「i-densy IS-5320」

「i-densy Pack UNIVERSAL」

UDPグルクロン酸転移酵素（UGT1A1）遺伝子多型キット
「アイデンシーパックUGT1A1（＊28/＊6）」

チトクロームP450（CYP）ジェノタイプ 解析キット
「アイデンシーパックCYP2C19（＊2/＊3）」

循環セルフリーDNA (ccfDNA)自動精製キット「Maxwell RSC ccfDNA Plasma Kit」の概要

この製品は「アークレイマーケティング株式会社」が販売します。
「アークレイマーケティング株式会社」はアークレイの日本国内の販売統括会社です。