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2019年3月8日

当社元従業員の不正行為について(お詫びとご説明)

このたび、当社元従業員が不正に機密情報を外部に持ち出した事実が発覚し、刑事告訴を行った結果、2019年3月7日付で京都府警から京都地方検察庁に書類送検されましたので、下記のとおりお知らせいたします。機密情報には、当社技術・営業情報のほか、患者情報、顧客情報が含まれておりました。
持ち出された情報に関連する患者さま、医療機関の皆さま、医療従事者の皆さま、ならびに当社製品・サービスをご利用の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、心より深くお詫び申し上げます。

1.不正な持ち出しの概要
元従業員が2018年5月に当時所属していた部門で保管されていた当社情報を不正に持ち出したことが、社内調査により発覚しました。なお、これまでの社内調査や警察による 捜査において、持ち出された情報の外部漏えいは確認されておりません。

2.持ち出しが確認されている情報項目

・患者情報 885名分
医療機関から提供を受けた患者氏名、施設名、検査データ など

・当社顧客および当社実施アンケート回答者など(主に医療従事者)の個人情報 2,603名分
所属・氏名・電話番号・メールアドレス など

・その他当社技術および営業情報 など

3.経緯

・2018年7月下旬、元従業員が退職することを受け、これまで機密情報に触れる仕事に従事していたことから、使用していたパソコン端末を調べたところ、機密情報を書き出したログを確認しました。

・ログの情報をもとに、本人に確認したところ、USBを使って社用パソコンから情報を抜き取り、私物パソコンに移し替えたことを認めました。

・持ち出した情報は、データ消去専用ソフトを使って私物パソコンから直ちに消去しました。同時に、私物パソコンの書き出しログ調査から、当該情報は私物パソコンから外部に書き出されていないことを確認しました。

・2018年7月31日、重大な不正行為が明らかになったため、元従業員を懲戒解雇しました。

・2018年11月、不正競争防止法違反容疑で、元従業員を京都府警に刑事告訴しました。

・2019年3月7日、元従業員は京都府警から京都地方検察庁に書類送検されました。

4.当社の対応

・情報持ち出しに該当する医療機関に対し、本件の事実を説明・謝罪するとともに、該当する患者さまに対しては、医療機関側でご対応いただくよう依頼しました。あわせて、当社内にコールセンターを設置し、患者さま等からのお問い合わせに対応します。

・個人情報に該当する当社顧客の皆さま(医療従事者など)につきましては、当社より説明ならびに謝罪を進めていく所存です。

本件に関してのご相談、お問い合わせについては、以下の専用窓口へご連絡ください。

【患者さまからのお問い合わせ窓口】
電話番号:0120-103-400
受付時間:平日8:30~18:00、土曜日8:30~12:00(日曜・祝日は休み)

当社は、今回の不正行為について厳粛に受け止め、二度とこのような事態を起こさぬよう、全社をあげて再発防止に向け情報管理態勢の一層の充実・強化を図るとともに、従業員に対する法令遵守教育のさらなる徹底と倫理観の向上に取り組んでまいります。