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2008年12月10日
世界最速※の測定時間48秒!グリコヘモグロビン分析装置
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            <主な特長>●高精度&高速測定HPLC法による高精度測定を、48秒/検体で行います。 従来機種(90秒)と比較して、ほぼ半分の測定時間を実現しました。 ●イージーメンテナンス カラムとプレフィルタを一体化し、従来機種で必要であった プレフィルタの交換が不要になりました。これにより、交換 作業が5分の1になります(10日に1回→50日に1回)。 ●検体撹拌機能 検体撹拌機能を標準搭載しています。血球沈降による 測定結果の変動を回避します。  | 
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1)HbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)  | 
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赤血球中のヘモグロビンとブドウ糖が結びついて生成されます。採血時間の影響を受けずに過去1~2ヶ月の平均血糖値を表すため、糖尿病診断から治療までの広範囲な領域で、血糖コントロール指標として重要な検査項目に位置づけられています。  | 
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| 2)糖尿病の脅威 | |
糖尿病は今や世界の成人人口のおよそ5~6%となる、2億4600万人が抱える病気です。年間実に380万人以上が糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。これは世界のどこかで10秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となり、AIDSによる死者に並ぶ数字です。日本では、40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍である事実が、2006年の国民健康・栄養調査で発表されました。  | 
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3)HPLC法(高速液体クロマトグラフィー法)  | 
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HPLC法(High Performance Liquid Chromatography)は、多くの成分からなる混合物を分離し各成分の比率を求める方法であり、国内のHbA1C標準測定法でも採用されています。アークレイは1981年に世界初のHPLC法を用いたHbA1C測定装置を開発し、現在も多くの診療現場で商品をお使いいただいています。  | 
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4)国際標準化  | 
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世界の地域ごとに異なる測定単位を標準化し、同じ診断基準を設けようとする国際的な動きです。国際学会(ADA/EASD/IFCC/IDF)の合意により2007年6月に発表された、HbA1C測定の国際標準化に関するコンセンサス・ステートメントの内容を受け、日本臨床化学会の糖尿病関連指標専門委員会より公式な見解が発表され、HbA1C測定値の臨床への報告はIFCC値(mmol/mol)により行うが、日本では従来JDS値(%)が使用されてきた事実を鑑みて、JDS
              値(%)を併記することとされています。   | 
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| 測定原理 | : | 逆相分配陽イオン交換クロマトグラフィー | 
| 測定対象 | : | 全血または溶血検体 | 
| 測定項目 | : | HbA1C(ステイブルHbA1C)、HbF | 
| 測定範囲 | : | HbA1C:3.0~20%、HbF:0.3~5% | 
| 使用試薬 | : | 溶離液80A、溶離液80B、溶血・洗浄液80H | 
| 使用カラム | : | 使用カラム カラムユニット80 | 
| 処理速度 | : | 48秒/検体(検体撹拌時間を含む) | 
| 電源 | : | AC100V~240V | 
| 外形寸法 | : | 530mm(幅)×530mm(奥行)×530mm(高さ) | 
| 重量 | : | ①本体:約38kg ②サンプラーユニット:約4kg | 
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