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2010年8月16日

楽しませながら指導できるツールとして好評!
「メタボ山®」保健指導実践講座を開催

臨床検査機器・体外診断医薬品メーカーのアークレイ株式会社(本社:京都市中京区)が開発し販売している「保健指導支援ツール メタボ山®」を使用した、保健指導実践講座が開催されました。受講者である保健指導実施者の方々からは、楽しませながら指導ができるツールとして好評をいただきました。

2008年4月に、特定健診・特定保健指導(メタボ健診)開始されて以来、保健指導における指導実施者の指導レベル向上や、受診者が興味をもって学べる教材の開発などが課題として挙げられてきました。そのようなニーズに対して、保健指導の権威である岡田邦夫先生(大阪ガス株式会社人事部健康開発センター統括産業医)とアークレイが共同で開発したのが「保健指導支援ツール メタボ山®」(以下、メタボ山)です。メタボ山は、保健指導実施者側のレベルのばらつきをなくし、正しい保健指導を行えるよう支援する指導用ツールです。わかりやすい"腑に落ちる説明"によって、受診者に指導内容を理解して納得してもらい、行動変容へ導くきっかけ作りの手助けを担います。しかも受診者を楽しませながら、エビデンスに基づいた教育を行うことができます。

この度、「メタボ山」を使用した保健指導実施者向けの講座が開催され、岡田先生によって、「メタボ山」を使用した実践的指導が行われました。受講者である保健指導実施者の方々は熱心に講義に耳を傾け、また岡田先生の問いかけにも楽しみながら答えている様子が伺えました。本講座は、社団法人日本健康倶楽部※が主催する「保健指導実践講座」で、今年度、東京、大阪、福岡の3都市で計4回の開催が予定されています。

<8月7日に東京で開催された、「第1回保健指導実践講座」の様子>
8月7日に東京で開催された、「第1回保健指導実践講座」の様子

※社団法人日本健康倶楽部
健康の保持・増進を目的に設立された、厚生労働省所管の公益法人。より質の高い健康への意識高揚のための啓発活動の推進や健康相談や指導、健康診断を実施しています。特定健診・特定保健指導を実施する機能を有する機関です。 社団法人日本健康倶楽部のホームページへ

■岡田 邦夫 先生 プロフィール

【略歴】
1977年3月 大阪市立大学医学部卒業
1982年3月 大阪市立大学院医学研究科修了
1982年4月 大阪ガス株式会社産業医、健康開発センター健康管理医長
1994年4月 大阪市立大学医学部非常勤講師
2006年6月 大阪ガス株式会社人事部健康開発センター統括産業医(現職)
※その他現役職
財団法人日本陸上競技連盟「医事委員会」委員(1998年4月~)
NPO法人健康経営研究会理事長(2007年3月~)
ほか多数
【主な著書】
「保健指導のための実践者ガイド 指導者育成の基本と応用」(日本健康倶楽部 健康増進研究会)
「行動変容を可能とする特定保健指導のすすめ方」(大阪健康サービス産業創造協議会)
「健康投資」(総監修)(法研関西) ほか多数

「保健指導支援ツール メタボ山®」商品概要
パソコン上で、メタボと診断された主人公がメタボ山に登るというストーリーに沿ってスライドショーを進めていくだけで、楽しませながら保健指導を行うことができます。メタボに関連した約40問のクイズと怪人キャラクターなどの豊富なイラストで、目で見て理解できる学習内容となっています。約50件の学術論文や学会ガイドラインなどからエビデンスに基づいた情報を厳選して掲載。質の高いメタボに関する情報を、誰もが簡単に利用できます。

発売日
2010年3月31日
セット内容
解説書「トラの巻」(B5版、128頁)
付属USBメモリ(スライドショーの実行に使用)
販売価格
7,350円(税込)
販売方法
株式会社 社会保険研究所のホームページにて通信販売
問い合わせ先
アークレイ株式会社「メタボ山」ホームページ