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2011年5月16日

携帯電話による糖尿病患者様向け支援サービスを提供

富士通株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：山本正已、以下、富士通）とアークレイ株式会社（本社：京都府京都市、代表取締役社長：土井茂、以下、アークレイ）は、このたび業務提携を行い、携帯電話と血糖測定器を連携させた糖尿病患者様向け支援サービス「からだライフ　糖尿病サポート」の共同開発を行うとともに、同サービスについて富士通から提供を行います。本サービスにより、これまで手書きで糖尿病の自己管理を行ってきた患者様が、携帯電話を活用し、自動的に血糖値の記録ができるなど、糖尿病療養には欠かせない自己管理をより簡単に行えるようになります。本サービスは、2011年6月末からの提供開始を予定しています。
また、富士通は、本サービスの提供にあわせて、パソコンと携帯電話を活用した健康増進サービスの名称を「深体創工房（しんたいそうこうぼう）」から「からだライフ」に変更し、疾病予防・健康増進から疾病支援まで、あらゆる健康ニーズに応える健康サービスの提供を目指します。

［関連リンク］からだライフ紹介ページ http://health.fmworld.net/pr/?jpfrom=ir

生活習慣病である糖尿病の患者数は、国内で約890万人(注１)にのぼり、今後も増加する傾向であると見込まれています。そのような中、糖尿病への意識は年々高まっており、患者様のケアだけでなく、糖尿病予備群へのケアについても対策が進んでいます。
富士通とアークレイは、業務提携を行うことにより、富士通の強みである情報通信技術（ICT）・製品・システムおよびクラウドによる付加価値サービスと、アークレイの強みである糖尿病検査システムを融合し、幅広いニーズに対応できる新しい糖尿病患者様向け支援サービスの実現および拡充と、生活の質（QOL＝Quality of Life）向上により、患者様自身がより尊厳を保つことができる、豊かで健やかな生活をサポートしていきます。
本サービスの利用により、糖尿病患者様は、毎日の血糖値の記録や、運動や食事など生活の記録をサーバ上に蓄積し、携帯電話で一括して管理することができるため、糖尿病療養に欠かせない自己管理を容易に行うことができます。

【パソコンと携帯電話を活用した健康増進サービスの名称変更について】

パソコンと携帯電話を使い、理想のからだをデザインする富士通の健康サービス「深体創工房（しんたいそうこうぼう）」は、名称を「からだライフ」に一新し、"一人ひとりの豊かで健やかな生活を支援する"健康サービスに生まれ変わります。

【からだライフ　糖尿病サポートの特長】

1.携帯電話との連携で容易な血糖値管理を実施　～かんたんだから、つづけられる～
携帯電話と血糖測定器を専用ケーブルでつなぐだけで、血糖測定器で測定した血糖値データを自動で携帯電話に記録します。また、携帯電話に内蔵している歩数計の数値も自動で記録し、生活全般にわたる食事、体重・血圧、通院記録なども携帯電話でかんたんに管理できます。

※パソコン、携帯電話の画面はイメージです。

2.日々の振り返りをサポート　～結果が見えるから、つづけられる～
携帯電話だけでなくパソコン画面でも、日々の生活改善の推移を確認できます。また、記録された血糖値の推移やインスリンの投薬状況は、印刷（PDF形式）できるので、日々の振り返りに活用できます。

3.日々の管理に家族も参加　～つながるから、つづけられる～
血糖値の測定結果や生活状況を指定先（家族など）にメールで送れるので、日々の管理に家族も参加でき、治療に向けてともに努力をすることができます。

【サービス利用料金、および提供時期】

サービス名称	利用料金	サービス提供時期
からだライフ　糖尿病サポート	月額525円（予定）※	2011年6月末（予定）

※9月末まで無料キャンペーンを実施予定

【サービス対象携帯電話（予定）】

「らくらくホンベーシック３」（F-08C）、「らくらくホン７」（F-09B）、「らくらくホン６」（F-10A）、
「らくらくホンⅤ」（F884iES）、「らくらくホンプレミアム」（F884i）

【業務提携の内容】

1.血糖値管理を支援するサービスの企画、開発、保守および運用（富士通）
2.血糖値管理を支援するサービスの認知促進活動（富士通、アークレイ）
3.血糖値管理を支援するサービスの糖尿病関連団体および糖尿病患者様への告知活動（富士通、アークレイ）
4.携帯電話と血糖測定器を接続するケーブルの企画、開発および販売（富士通、アークレイ）

【アークレイについて】

アークレイは1960年の創業以来、積極的に健康科学事業に取り組んできました。1970年に世界に先駆けて小型の簡易血糖自己測定器を開発、1981年に世界初のグリコヘモグロビン自動分画測定装置を開発するなど、常に糖尿病検査のパイオニアとして研究開発を続けてきました。現在の事業領域は、臨床検査機器・体外診断用医薬品に加えて、機能性食品素材の提供、予防医学分野など多種多彩を極めています。今後は、検査結果の活用などによる患者支援サービスの普及を目指し、世界中の人々の健康な生活に貢献します。
アークレイホームページ　http://www.arkray.co.jp/

【健康サービス「深体創工房（しんたいそうこうぼう）」について】

富士通が2010年8月より提供開始している、携帯電話とパソコンを活用した健康サービスです。当サービスを利用することで、携帯電話のセンサーとパソコンを使って日々の活動状況や体の変化などの情報をネットワーク経由で専用のサーバに記録し、毎日の健康管理を簡単にできるようになります。

【関連Webサイト】

からだライフ紹介ページ　http://health.fmworld.net/pr/?jpfrom=ir

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】

(注1) 約890万人：厚生労働省の平成19年度国民健康・栄養調査「糖尿病が強く疑われる人」による。
糖尿病予備群まで含めると約2,210万人。

【報道関係お問い合わせ先】

富士通株式会社広報IR室梅野、三代　　　電話：03-6252-2174
アークレイ株式会社グループ支援部 PRセンター山本　　　電話：050-5830-1060

【お客様からのお問い合わせ】

富士通コンタクトライン
　電話：0120-933-200（受付時間：　9時～17時30分土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）
アークレイマーケティング株式会社営業統括本部
　電話：050-5527-7700（受付時間：　9時～17時30分土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。