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2013年6月18日
CKDは、腎臓の機能低下や蛋白尿が持続する病態を指し、腎不全への移行や透析導入だけでなく、心血管疾患を併発するリスクも高いと言われています。日本国内の患者数は1,330万人※2 (20歳以上の成人の8人に1人)とされており、近年は新たな国民病として問題となっています。
CKDの治療においては早期発見が大切であり、そこで重要な役割を担っているのが定期的な尿検査(尿定性検査※3 )です。尿定性検査による尿蛋白や尿中微量アルブミン、クレアチニンの測定は、CKDのスクリーニングに有効に活用され、検査ニーズもさらに高まっています。
このたびアークレイが発売する「ユリフレットS 10UB」は、尿定性検査の10項目を同時に測定できる尿試験紙です。アークレイの全自動尿分析装置「オーションマックス AX-4060」により、尿蛋白や尿中微量アルブミン、クレアチニンなどの腎疾患関連項目を全自動で測定できます。CKDの早期発見に有用な尿定性検査結果を提供します。
このたびの試験紙発売により、アークレイの尿定性検査専用装置ラインナップ(自動尿分析装置や小型尿化学分析装置など)において、すべての機種でアルブミンとクレアチニンの検査が可能となりました。
これからも新たなソリューションを提供し、検査の現場をサポートしていきます。
※1 | CKD=Chronic Kidney Disease 慢性的な腎臓障害を指します。高血圧や糖尿病などの 生活習慣病やメタボリックシンドロームとの関連も 深く、CKDで腎臓の機能が低下し続けることで、 さまざまなリスクが発生します。 |
※2 | 日本腎臓学会 「CKD診療ガイド2012」 より |
※3 | 試験紙を尿に浸すことによって検査するもので、 尿たんぱく・尿糖・潜血などを測定します。 |
名称 | 「ユリフレットTM S 10UB」 |
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発売日 | 2013年6月21日(金) |
仕様 | |
測定装置 | オーションマックスTM AX-4060 |
測定対象 | 尿 |
測定項目 | Glu、Pro、Bld、Bil、pH、Ket、Nit、Leu、Cre、Alb 合計10項目 |
試験紙反応時間 | 約60秒 |
必要検体量 | 2mL以上 (微量モード 1mL以上) |
包装単位 | 100枚入り |
販売価格 | 希望納入価格 11,600円 (税別) |
この製品は「アークレイマーケティング株式会社」が販売します。
「アークレイマーケティング株式会社」はアークレイの日本国内の販売統括会社です。