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2014年4月17日

東南アジアで3ヵ所めの営業拠点をフィリピンに設立
東南アジアでの事業展開加速

アークレイ株式会社は、フィリピン共和国に販売拠点 「ARKRAY Co. Ltd., Inc.」 を設立し、5月よりフィリピン市場に根ざした製品供給・サービス体制を構築していきます。また同じく5月より、インドネシア共和国での販売を本格稼動し、成長著しい東南アジアでの積極的な事業展開を行います。

アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、東南アジアにおける事業拡大を目的に、フィリピン共和国(以下、フィリピン)・モンテンルパ市にて販売拠点「ARKRAY Co. Ltd., Inc.」を設立し、5月より営業活動を開始します。
東南アジア諸国の中でもフィリピンは、2013年度のGDP成長率が6.8%※1と堅調な成長を続けており、体外診断用医薬品の市場規模も約46億円※2となっています。また、総人口が1億人を突破する中、糖尿病患者数は542万人と過去最高に達し、2030年には700万人に達すると推計されています※3
「ARKRAY Co. Ltd., Inc.」は、フィリピン国内の医療機器・体外診断用医薬品の需要拡大を見込み、2014年5月より糖尿病検査機器・専用試薬を中心に販売を開始します。

また、同じく成長著しいインドネシア共和国(以下、インドネシア)において、アークレイは既設の営業拠点「PT.ARKRAY」により5月より販売を開始します。インドネシアは、ASEAN諸国最大の人口(約2億4千万人)を抱え、体外診断用医薬品の市場規模は約79億円※2と同諸国の中でも1、2を争う大きさです。今後の経済成長に伴い市場規模はさらに拡大すると予想されています。今回の販売力の強化や、すでに事業買収を発表したインドの「Span Diagnostics Ltd.」の開発や製造力を利用することにより、アークレイは販売製品のレンジを増やすことによる成長も目指しています。

今回のフィリピン・インドネシアを皮切りに、各地域の顧客ニーズに応じた活動を迅速に行うことで、東南アジアにおける積極的な事業拡大を狙います。アークレイは、これまで11ヵ国に拠点を配置し、80ヵ国以上で製品を販売してきましたが、今後も引き続き、海外拠点の拡充を推し進め、販売力の強化に努めます。

※1 フィリピン国家統計調整委員会(NSCB)より
※2 Frost & Sullivan 調べ(2011年度)
※3 International Diabetes Federation 調べ(2012年度)

 

新会社の概要

社名 ARKRAY Co. Ltd., Inc.
所在地 Unit 1912 Entrata Tower, Civic Drive, Filinvest Corporate Center, Muntinlupa City 1781, PHILIPPINES
tel: +63-2-843-4731
事業開始 2014年5月
事業内容 臨床検査機器・体外診断用医薬品(試薬)の販売およびカスタマーサービス業務