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2017年2月9日
「アカモク」をはじめとする海藻の有効活用・産業化を推進
アークレイ株式会社(以下、アークレイ)は、北海道函館地域産業振興財団や海洋研究者、行政等とともに「海藻活用研究会」を立ち上げました。今後、函館地域の産官学が一体となり、コンブやワカメに代表される大型海藻の有効活用、産業化を推進していきます。
まずは、近年海のスーパーフードとして注目される海藻「アカモク」※1粉末の食品原料化や「アカモク」に含まれる健康成分「フコキサンチン」の高濃度化、原料化を目指します。
アークレイは、2006年よりからだサポート研究所※2でハーブや柑橘類等を活用した独自の機能性食品素材の研究開発を進め、現在抗糖化や抗メタボリックシンドローム、ダイエット効果にエビデンスを得た素材4製品(AGハーブMIX、ビレチン、ラプテン、クリプトベータ)を販売しています。2015年から函館地域で海藻の研究を開始し、今後アカモク粉末のサプリメントや食品への活用を展開していきます。
■活動内容
北海道全域、特に函館地域の海藻資源を中心に、その活用について研究し、得られた成果を社会に還元、広く普及させることで資源の有効活用を推進するとともに、関連産業の発展に寄与します。
会 長 | 安井 肇 氏(北海道大学大学院 水産科学研究院 院長) |
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副会長 | 宮下 和夫 氏(北海道大学大学院 水産科学研究院 副院長) |
理 事 | 布村 重樹 氏(株式会社ノース技研 代表取締役) 梅津 彰 氏(宏輝株式会社 函館事業所 部長代理) 澁谷 恵子 氏(有限会社ソワレインターナショナル 会長) 川上 宏智(アークレイグループ からだサポート研究所 所長) |
監 事 | 吉野 博之 氏(公益財団法人 函館地域産業振興財団 研究開発部長) |
■発足の背景
函館地域では、海洋資源の研究開発が進められており、北海道大学水産学部を中心に、海藻・マリンバイオ研究では世界のトップを走っています。産官学が一体となり研究開発を継続することで、大型海藻の有効利用や産業化を推進します。
■今後の展望
海藻に多く含まれる「フコキサンチン」は、抗メタボリックシンドロームやダイエット効果に関するエビデンスがあります。今後、海藻活用研究会で函館産の海藻を活用した機能性食品素材の開発を進め、皆さまの健康増進に貢献してまいります。
※1 褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻で、北海道(東部を除く)から日本全土の浅海に分布。粉末は、うまみ+減塩+フコキサンチンによる抗メタボボリックシンドローム、血糖低下作用が期待できるとい われています。
※2 アークレイグループにおける機能性食品素材の研究開発・販売会社