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2023年2月6日、トルコ・シリアの国境付近で発生したマグニチュード7.8Mの地震及び余震により、トルコとシリアの両国では約6万人の方が犠牲となりました。発災直後は世界中から支援者が駆け付け、氷点下にもなる厳しい寒さの中、救護活動や住宅・食料の提供など、被災した方々の命と健康を守る幅広い支援に取り組まれました。
トルコ南東部の被災地域に派遣されたJICA（国際協力機構）の国際緊急援助隊医療チームでは、アークレイの乾式臨床化学分析装置「スポットケムEZ SP-4430」が活躍し、現地からお礼の言葉を頂きました。スポットケム EZ SP-4430は、水が不要で即時性の高い小型のPOCT※機器として、クリニックや診療現場でご活用いただいています。災害時など、水の確保が難しい環境においても、迅速な検査が可能です。
寒さやほこりなど環境要因によるトラブル発生時には、臨床検査機器の保守サービス、修理を専門に行うアークレイインフィニティのエンジニアが、電話にて迅速なオペレーション対応を行い、現地の医療活動に貢献することができました。
近年、大規模自然災害による断水は医療や衛生面で大きな課題となっています。
アークレイは医療機器を通じて人々の健康を守ることのできるよう、引き続き取り組んでいきます。
※POCT...Point Of Care Testing
