インターンシップ生との連携によるアフリカ諸国での医療環境の改善に向けた取り組み

2017年より、JICAのABEイニシアティブ留学生(African Business Education for Youth)と、あしなが育英会の留学生であるアフリカからのインターンシップ生を受け入れています。

ABEイニシアティブは、アフリカの産業人材育成と日本のアフリカビジネスをサポートする「水先案内人」の育成を目的として、アフリカの若者に日本の大学での修士号の取得と日本企業などでのインターンシップの機会を提供するプログラムで、2014年から始まりました*1。あしなが育英会の留学生は、同じく2014年から開始した「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」で選ばれた学生です。「100年構想」は、サブサハラ・アフリカ地域の各国から毎年1人ずつ優秀な遺児を選抜し、世界の大学への留学経験から、母国の発展を担うリーダーの育成を目的としています*2。日本国内での大学生活やインターンシップ期間に、日本の文化やさまざまなビジネス手法を学んでいます。

アークレイではインターンシップ生と共に、小型医療機器のアフリカ諸国での販路拡大に取り組んでいます。SNSでの製品情報の発信や、政府機関/NGO/医療従事者などの各現地機関と協力した製品紹介ウェビナーの開催のほか、各駐日外国公館を訪問し各国の医療現場で有用な製品の紹介などを続けています。

インターンシップ生たちは、現地のニ-ズの分析、新規取引先の開拓などの業務のほか、各現地機関との協力関係の構築に共に取り組み、積極的に母国との懸け橋となってくれています。

アークレイは、アフリカの発展を後押しするため、今後もビジネスを介した貢献を続けていきます。

(*1:https://www.jica.go.jp/africahiroba/business/detail/03/index.html
(*2:https://www.ashinaga.org/activity/africa-support/aai/

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