胡蝶蘭プロジェクト ― 想いをつなぐ取り組み

アークレイおよびアークレイマーケティングでは、2021年より「胡蝶蘭プロジェクト」と題した取り組みをスタートしました。このプロジェクトは、アークレイの代表取締役就任のお祝いや、アークレイマーケティング東京本社のリノベーションのお祝いとしていただいた胡蝶蘭を、感謝の気持ちとともに大切に育て、毎年美しい花を咲かせ続けることを目的としています。

胡蝶蘭をきれいに咲かせるためには、温度・湿度・日照量・水分量の的確な管理が必要なため、一度開花したものを翌年も咲かせることは難しいといわれています。

園芸の経験がない社員が多かったため、水苔の選定や水やりの方法、室温・湿度の管理に至るまで、インターネットで情報を収集し、湿度が不足する日には霧吹きで葉に水を与える「葉水」を施すなど、社員同士で知恵を出し合い、胡蝶蘭にとって最適な環境づくりに取り組んできました。

これらの取り組みの結果、アークレイ京都研究所ではプロジェクト開始の翌年2022年に花を咲かせることに成功しました。一方、アークレイマーケティング東京本社ではなかなか開花に至らず、環境要因を一つひとつ見直す日々が続きました。両拠点の違いを粘り強く検証した結果、「日照量の違い」が鍵であると推測し、日当たりの良い7階の窓際に鉢を移動。引き続き丁寧に手入れを重ね、2024年5月、ついに東京本社の胡蝶蘭も開花しました。

現在では、京都・東京両拠点にて複数の鉢が開花しています。社員が自由に利用できるカフェスペースや廊下に飾られ、日々、職場に癒しと彩りを添えています。

胡蝶蘭の花言葉には「幸運が飛んでくる」「尊敬」「発展」といった意味が込められています。このプロジェクトを通じて、今後もアークレイグループでは、社員一人ひとりが互いを尊重し合い、いきいきと働ける職場づくりを推進していきます。

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