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2010年12月24日
●尿定性検査と尿中有形成分分析を1台に統合
ニーズの高い尿定性検査と尿中有形成分分析を1台の装置で同時測定し尿検査の効率化を実現します。
●設置スペースを25%縮小
従来の搬送システムに比べ、設置面積を25%縮小しました。
装置がコンパクトになり、検査室のスペースを有効活用できます。
●迅速な判断が可能
尿定性検査と尿中有形成分分析の結果を一緒に表示し、結果判断の迅速化に貢献します。
尿検査は健康状態を調べる一般的な検査のひとつで、従来、分析装置は尿定性検査※1)用と尿中有形成分分析※2)用の2台が必要でした。尿定性検査は、尿中の蛋白や糖などを分析し、尿中有形成分分析では、尿中に含まれる血球や細胞などの固形物を分析します。
全自動尿統合分析装置「オーションハイブリッド AU-4050」は、世界で初めて2種の検査を1台で測定可能にし、1時間あたり100~200検体の全自動分析が行えます。また、当社のデータ管理ソフト「MEQNET MINILAB(メックネットミニラボ) ※3)」との接続で、尿検査の業務効率化や質の向上に貢献することが可能になりました。アークレイは、医用分析装置や試薬、ソフトの研究開発を通じ、検査室業務の効率化に向けたソリューションを提案します。
※1) | 感染症(膀胱炎など)や結石(尿管結石など)および腎臓機能(腎臓不全など)を調べることができます。一般的な健康診断で行われている試験紙を尿に浸して目視で確認する検査も尿定性検査にあたります。 |
※2) | 尿中に存在する細胞や結晶、細菌といった固形成分を調べる検査です。腎臓などの異常の診断や病状の経過観察を行います。 |
※3) | 複数の分析機器を一元的に管理し、効率的なデータマネージメントを確立します。受付から報告まで検体のデータ処理を全てカバーしたマルチデータ管理システムです。既存のホストコンピュータへの接続も可能です。 |
※1)尿定性検査と尿中有形成分分析を同時に実施する割合にて変動
※2)尿定性検査と尿中有形成分分析で関連検査項目の結果を相互にチェックする機能
※3)尿定性検査結果から尿中有形成分分析のオーダーを自動的に決定する機能